¥5,400 (税込)
※在庫に限りがございますのでお早めにお求めください。
今回「キズがあるもの」「カタチが不揃いなもの」「シワや汚れ、箔のかすれがあるもの」であることをご理解いただいた上でご購入にお進みいただけますと幸いです。
懐かしの企画が帰ってきました!
制作の段階でどうしても生まれてしまう「端材」をそのまま捨ててしまってはもったいないという皆様からのお声から生まれた「カケラセット」。
シワや汚れなどで商品化できなかった素材たちを、B級品としてセットにしました。
一部未発商品や、過去完売商品も含まれますが、何が届くかはランダムでお任せとなりますのでご了承ください。
色々な素材を試してみたい、色のバリエーションを増やしたいという方にお勧めのセットです。
様々なお色味の西陣箔、大きいサイズから小さいサイズまで、色もカタチもバラバラのものを、全てお任せでセット販売とさせていただきます。
約7.5g(ハーフサイズの場合約10枚分)本来価格 10,800円 → 特別価格 5,400円(税込)
これまでにすでに完売したしてしまったものや、欲しかったけど買えなかったものなど、掘り出し物が入っている可能性も。
帯にも使われる強い繊維が特徴の楮(こうぞ)・三椏(みつまた)という植物の繊維から作られた和紙が土台となり、その上に西陣帯の箔を散らしています。
土台が柔らかい和紙素材のため、曲面にも貼り付けやすく、ネイルアートとして取り入れやすい素材となっています。
※必ずご一読いただき、ご了承の上ご購入いただきますようお願いいたします。
京都・西陣の帯は主に①正絹(しょうけん)という糸だけで織り上げたものと、②引箔(ひきばく)という強い和紙を裁断した糸状のものと正絹で織り上げたものとがあり、京都箔鳳工房の螺鈿彩アーティスト・山森博之氏は、引箔帯に30年程携わってきた。
引箔の中には焼箔、砂子箔・切箔、もみ箔、貼り絵箔などの技法があり、山森氏はその中の貼り絵箔を手がける。
貼り絵箔とは楮(こうぞ)・三椏(みつまた)などの、繊維が強く丈夫な和紙の上に螺鈿やべっ甲、木の皮などを貼り付けていく彩色箔(技法)のことをいう。
さらにその螺鈿などの貼り絵を金線描で仕上げ、油滴や砂子などの彩色や箔をあしらっていく。
一般的に「箔」とは薄くした金属や金粉などのことを指すが、西陣では貼り絵箔など彩色を施した状態の和紙を「箔」と呼ぶ。
そうして出来上がった箔を裁断機にかけ、2mm幅ほどの細い糸状に裁断していく。
製品は箔屋を離れ、「織り手さん」と呼ばれる織り職人の元へ送られる。
織り職人は織機(しょっき)に先述した正絹(しょうけん)を縦糸にかけ、箔を横糸にかける。
その昔西陣では、織り手さんが「ガッチャガッチャ」と糸を織る音が絶え間なく聞こえていたそう。
伝統工芸ネイルの展開する「西陣箔」は、西陣帯に使われる和紙や箔を使用した希少な商品です。
全てが手作業でひとつひとつ丁寧に作られています。
西陣の帯のしなやかな美しさを、爪先に。
【山森博之 略歴】
18歳 山森ススムとして、劇画家デビュー。
さいとうたかをらと組んで、青少年になっても読める漫画を創るべく、劇画工房結成。貸本店のベストテンにもはいり、後進の指導にもあたる。
10年後、西陣織の箔づくりを依頼され、帯のベースになる意匠を数々制作。その後、絵箔に螺鈿を取り入れた貼り箔に発展させ、箔鳳織物として、螺鈿織を多数制作。
分業制である西陣の世界には珍しく、デザイン〜箔制作〜裁断作業まで一貫できる工房となる。
近年では和装に留まらず、現代の生活にあったアイテム(アクセサリー、螺鈿彩アート、帯留めなどの小物、スマートフォンケース、ゴルフ用品、ストラップ、正倉院展用グッズ等)を、京都箔鳳工房として制作中。 時折、劇画作品も電子書籍として制作。(京都マンガミュージアムには蔵書有り)
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